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助成金、あります!-不燃化編

『不燃化特区』ってご存じですか?

東京都区内の一部地域に点在する木造密集地域で特に重点的・集中的に改善を図ろうと東京都は、『木造地域不燃化10年プロジェクト』を立ち上げています。

関東で今後30年以内にM7以上の地震が起こる確率は70%と言われています。

地震による家屋の倒壊はもとより、火災による被害の拡大が懸念されています。

そこで、早く燃えないまちに変えていこうということで、助成金を出してくれることになっています

 

助成制度の内容は各区によって違いがありますが、ここでは弊社所在地の品川区で見てみましょう。

品川区の場合、

平成29年4月から助成金の対象が拡充されました!

助成の内容はといいますと、

  1. 解体除去費用の助成
  2. 引越しにかかる費用の助成
  3. 耐火・準耐火建築物にするための費用の助成

しかも助成対象者が昭和56年5月31日以前に建てられた木造の建物(いわゆる旧耐震基準の建物)に限られていたのですが、

なんと、平成17年3月31日以前に建てられた木造の建物(耐火・準耐火建築物を除く)の所有者にまで拡充されました。

 

気になる助成金はといいますと

 

1.解体除去費用限度額  ・・・ 1㎡あたり最大2万5千円かつ総額1250万円

2.引越し費用限度額   ・・・ 使用面積によって異なりますが例えば

                 60㎡以上の場合、転居一時金42万円・移転費用16万円・家賃42万円

                 (賃借人の方も一部対象となります)

3.耐火・準耐火建築物に

 するための費用限度額 ・・・ 対象の床面積によって異なりますが例えば

                100㎡の場合、建築設計費・工事管理費141万6千円 不燃構造化197万円(不燃)151万円(準不燃)

 

 

結構な金額を助成してもらえますね。

老朽化した建物をお持ちの方には、絶好なチャンスと思います。おすすめです。ぜひ制度のご検討を!

また、ご近所の方や同居されていないご家族もおすすめしてみてください。

不燃化することで、地域の安全も守れますし、不動産の資産価値も向上します。

今のところ、平成32年度までの取り組みになっておりますから、ご利用される方は早目のご対応を!

細かい内容はここでは書ききれませんので、詳しくお知りになりたい方は各区役所にお尋ねいただくか

弊社までお問い合わせください。